【お茶の成分】お茶らしさを決める3つの成分!!カテキン・テアニン・カフェインの効果を徹底解説します!!

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お茶はおいしい飲みものです。

一杯飲むとほっとしますし、スッキリします。

これもお茶の成分が私たちの体や心に作用するからです。

お茶に含まれる代表的な3大成分とは何でしょう?

さらっと言えたら、あなたもお茶ツウです!

今回はお茶の成分についてやっていきましょう!

【お茶の成分】お茶らしさを決める3つの物質!!カテキン・テアニン・カフェインの効果を徹底解説します!

カテキン

カテキンの由来

お茶の渋みにも多少関わっているのが、カテキンです。

その語源は、インドなどに生息するマメ科アカシア属のアカシア・カテキューの樹木から採取した黒褐色のカテキューに由来しています。

1821年、スイスで初めてカテキューから無色の結晶が分離され、1832年にドイツの博物学者エーゼンベックによってカテキンと命名されました。

お茶ポリフェノール=カテキン

お茶に含まれるポリフェノールは科学的にはカテキンと呼ばれ、乾燥茶葉に10~20%含まれています。

カテキンは緑茶よりも紅茶に、一番茶よりも二、三番茶に多く含まれます

カテキンの種類

茶に含まれるおもなカテキンには6種類あり、そのうちとくに多く含まれるカテキンは遊離型のエピカテキン、エピガロカテキン、エステル型のエピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種です。

エピカテキンはリンゴやブドウ、チョコレートなどのポリフェノールにも存在しますが、後者3つは茶特有のカテキンです。

また、エピカテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートの3種は、20世紀に入り日本の科学者が発見したカテキン類です。

遊離型カテキン類は苦味と後味に少しの甘みを呈しますが、カテキン類のC3位のOHに没食子酸がエステル結合したガレート類では渋みと苦味を示します。

その中でも、茶カテキンの風味や薬効の中心となっているのは、エステル型のエピガロカテキンガレートで、全カテキンの45~65%を占めます。

舌を指すような強い苦味と渋みを有しますが、渋柿のように舌ににまとわりくような渋さではなく、さらりとした苦渋味が特徴です

爽快な渋味を演出するカテキン

お茶を飲んだ時に感じる爽快な渋みは、飲みなれないひとには渋いと嫌がられますが、お茶を飲みなれた人、お茶好きの人には、この渋さが好まれ「おいしい」と感じられます

カテキン類は、冷水には溶けにくく、熱水にはよく溶ける性質を持つため、低めの温度の湯で淹れた玉露や高級煎茶はうま味成分のほうが際立ち、熱湯で淹れる番茶や紅茶は爽やかでパンチのある渋みがより強調されるわけです。

カテキンの効能についてはこちら

テアニン

テアニンの由来

テアニンは、日本の研究者によって発見された茶特有のアミノ酸の一種です。

1950年、京都府立農業試験場茶葉研究所(現・京都府茶業研究所)所長の酒戸弥二郎氏によって玉露から発見され、のちに化学構造が明らかとなり、茶の旧学名『Thea sinensis』にちなんでテアニンと命名されたと言われています。

高級茶にたくさん含まれるテアニン

グルタミン酸の誘導体でもあり、別名γ―グルタミルエチルアミド、γ―L-グルタミン酸とも呼ばれてます。

味はグルタミン酸よりも弱いものの、甘いうま味があり、玉露などの高級緑茶に多いことから、緑茶のうま味の主成分として考えられていました。

テアニンの合成は茶樹の根でおこなわれ、新芽や新葉へと移行し、さらに日光が当たると、テアニンはカテキンへ変化します。

玉露などの高級茶は、収穫前の一定期間遮光すると、カテキンが減少し、テアニンが増加することが知られています。

こうしたテアニンの合成経路や化学変化が明らかになると、それも腑に落ちます。

一時的な被覆栽培によって新葉に含まれるテアニンは、カテキンへの変化が抑制され、その結果、茶葉に多くテアニンが含有されるのです。

玉露、煎茶、番茶、ほうじ茶、抹茶の違いについてはこちら

テアニンのリラックス効果

最新の研究では、テアニンを摂取するとα波が出現することがわかり、ストレスの緩和やリラックス効果、血圧の抑制効果が認められています。

さらに、脳の海馬神経細胞死を抑えることから、脳梗塞の予防に期待がもたれているところです。

うまみを演出するテアニン

また、テアニンの科学構造はグルタミン酸とよく似ているため、以前に次のような実験をしたことがあります。

緑茶(番茶)、紅茶を淹れて同様にカップに並べ、両方にグルタミン酸ナトリウムをひとつまみ加えてよく混ぜ、それぞれ味をみます。

紅茶にグルタミン酸ナトリウムを加えてものは、ミスマッチで飲めたものではありませんが、緑茶にグルタミン酸ナトリウムを加えたものは、びっくりするほどうま味が増していました。

つまり、緑茶のうま味には、アミノ酸のグルタミン酸が大きく関わっているのです。

テアニンの効果についてはこちら

カフェイン

カフェインで頭がスッキリする

カフェインはその味よりも、覚醒効果を期待している人の方が多いかもしれません。

日常的に眠気覚ましとしてよく飲まれているのがカフェイン飲料です。

人がなぜお茶を飲むのかを考えたとき、喫茶の起源以来、カフェインの役割が大きかったことは容易に考えられます。

お茶を飲むと、頭がスッキリする

こういった感覚があったからお茶は広まったのかもしれませんね。

カフェインの苦味を楽しむ

緑茶、紅茶、ウーロン茶で見ても『苦み』のもとであるカフェインは、カテキンのもつ渋み・苦味よりも軽さのある苦味を有しています。

緑茶からカフェインをカットすると、緑茶本来のさっぱりとした苦味が消失することから、カフェインもお茶の味に重要な役割を果たしていることがわかります。

苦味がおいしく感じられるお茶はカフェインの含有量が多いからともいえるのでしょう。

カフェインの由来

カフェインが初めて発見されたのは1819年。

ドイツの科学者ルンゲによってコーヒーから検出されました。

カフェインはコーヒーやカカオをはじめ60種以上の植物に含まれる天然成分で、1種のみしかありません。

メチルキサンチン類という有機化合物群に属す白色柱状の結晶体です。

同じメチルキサンチン類には、テオブロミンとテオフィリンがあり、茶にもごく少量が含有されています。

お茶のカフェイン含有量

緑茶、紅茶、ウーロン茶のカフェイン含有量はおおよそ2~4%です。

もっとも多いのは玉露です。

しかし、玉露は低温の湯で淹れるため、味覚的には苦味が抑えられたお茶になります。

また、カフェイン含有量と1杯あたりのカフェイン量も異なります。

1杯当たりのカフェイン量でもっとも多いのは、抹茶の約64mg

これは茶葉を抽出せず丸ごと味わうためです。

続いて紅茶は約51mg

ウーロン茶は約24mg

日本茶を調べてみると、玉露は約13mg、煎茶約10mg、番茶が約23mg、ほうじ茶が約10mgとなっています。

玉露や煎茶は1杯当たりの量が少ないことも関係していますが、番茶や紅茶、ウーロン茶は熱湯で淹れるため、カフェインが抽出されやすいのです。

それが茶のおいしさにも結びついています。

カフェインは熱湯で出やすい

カフェインには熱水に溶出しやすいという特徴があり、85℃以上の熱湯に1分ほど茶葉を静置すると、カフェインの71%が溶出することが実証されています。

熱湯で淹れたお茶は1煎目にもっとも多くカフェインが含まれていることになるわけです。

この作用を利用することで、近年ブームのカフェインレス・低カフェイン茶の製造が可能になりました。

ただし、カフェインを抜いた茶はいささか物足りない味わいに感じられるかもしれません。

カフェインの効果

またカフェインは冷温時にカテキンと結合すると沈殿しやすく、紅茶ではよくクリームダウンという白濁が起こりますが、再び火をいれればクリアな紅茶の色が復活します。

最近はカフェインが敬遠され、あまりよくないイメージがもたれていますが、かなりの過剰摂取など間違った摂り方さえしなければ、身体によい効果が期待できます

覚醒、興奮、利尿作用があるため、眠気を抑えて集中力を高め、二日酔いのときは頭をすっきりさせます。

疲労回復脂肪の燃焼にも効果があると言われています。

また、医薬品としては、鎮痛剤や総合感冒薬などがあり、市販の頭痛薬にも無水カフェインが含有されています。

まとめ

・お茶の主要3大成分はカテキンテアニンカフェインである

カテキンは爽快な渋味を演出し、これがお茶のうまさと言われるものである

テアニンはうまみを演出し、いわゆる高級茶に多く含まれている

カフェインによる覚醒効果がお茶を広く社会に浸透させた

・カフェインには、疲労回復脂肪燃焼効果もある

・カフェインは過剰摂取しない限り、身体に良い効果をもたらす

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