冬になると猛威をふるうインフルエンザです。
インフルエンザにかかると高熱、節々も痛くなります。
できることならかかりたくないものです。
予防接種が効果的ではありますが、型が違えば効果がありません。
何か効果的な予防法はないものでしょうか?
ありました!
緑茶です!
緑茶のカテキンがインフルエンザをシャットアウトしてくれます!
『どうしてインフルエンザには緑茶が効くのか?』
今回は緑茶とインフルエンザについてやっていきましょう。
【緑茶とインフルエンザ】緑茶カテキンがインフルエンザを撃退する!?インフルエンザの予防にはお茶を飲もう!!
緑茶カテキンがインフルエンザをシャットアウト
緑茶はインフルエンザの予防に大変効果的です。
緑茶カテキンが強力なパワーを発揮して、ウィルスに対抗してくれるからです。
緑茶カテキンの殺菌力はウィルスに対して強い効果を発揮します。
私達にもっとも身近で、厄介なウィルスにインフルエンザウィルスがあります。
インフルエンザは軽く見てはならない大変怖い病気です。
高熱を発し体の節々が痛み、やがて合併症を引き起こして、抵抗力の弱い高齢者や子供を死に至らしめることもあります。
インフルエンザはインフルエンザウィルスが鼻や喉などの粘膜細胞に付着し、細胞内で増殖することによって起きます。
この時ウィルスはその表面のスパイクと呼ばれる突起の部分で細胞とくっつくのですが、緑茶カテキンはこのスパイクに覆いかぶさりウィルスと細胞が結合するのを阻止してくれます。
緑茶カテキンの効果
インフルエンザウィルスに対する緑茶カテキンの効果を、培養細胞を用いて実験しました。
普通に飲むお茶の4分の1以下の濃度の緑茶を、数秒間インフルエンザウィルスに作用しただけで、感染症を100%阻止しました。
カテキンがウィルスの表面にくっついて、そのはたらきを制止するとともに、体内の細胞にもくっつき、感染からガードするためと言われます。
その後、普通に飲むお茶の100分の1にまで薄めた、ほとんど水のような緑茶で実験してみても、インフルエンザウィルスの活動を完全に止めることがわかりました。
緑茶カテキンはインフルエンザウィルスに対して強い働きをもつのです。
カテキンでインフルエンザの感染を防げる!?
人間と同じようにインフルエンザにかかる動物である豚での実験もあります。
2000頭のブタを飼育するふたつの農場を選び、一方の農場のブタにカテキンを噴霧し、もう一方の農場のブタには水道水を噴霧するという実験を1年間行いました。
1か月ごとに両グループから40頭ずつのブタを選んで採血し、ウィルスに対する抗体価を調べた結果、カテキンを噴霧したブタはインフルエンザに感染しなかったことが確かめられました。
ウィルスの型に関係なく緑茶カテキンは効く
インフルエンザ到来の季節になると、人々はワクチンの予防接種をします。
しかし、予防接種をしたからと言って安心できるわけではありません。
なぜならインフルエンザウィルスの型が異なると効果がないからです。
ところがご安心ください。
緑茶カテキンはウィルスの型に関係なく効くです。
インフルエンザウィルスには、A型、B型などがあり、年によって流行する型が異なりますが、いずれに対しても緑茶カテキンは効果があるのです。
緑茶でのうがいも有効
緑茶には喉の炎症を抑える効果があるので、風邪をひいてしまってからでも、緑茶うがいをすれば治りも早くなるのではないのでしょうか。
何より緑茶には風邪に効くビタミンCがたっぷり含まれていますから、冬が涼茶でうがいをし、温かい緑茶をたっぷり飲むのが一番のようです。
まとめ
・緑茶カテキンがインフルエンザを予防する
・カテキンはウィルスと細胞が結合するのを阻止してくれる
・培養細胞を用いた実験では、緑茶が感染症を100%阻止した
・緑茶カテキンは様々な型のインフルエンザウィルスに有効
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